ベートーヴェン 交響曲全集の1960年代の名盤をご案内します。
指揮:パウル・クレツキ
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:プラハ・フィルハーモニー合唱団
ソプラノ:インゲボルク・ヴェングロル
メゾソプラノ:アンネリエス・プルマイスター
テノール:マルティン・リツマン
バス:パウル・キューネ
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
クレツキ生誕120年記念企画。ベートーヴェン生誕250年記念。名匠クレツキの代表的名盤。
正統派の極みである交響曲全集を最新リマスタリングでハイブリッドSACD化!
今回の発売にあたり全曲をオリジナル・アナログマスターよりダイレクトでDSD化。
黄金時代のチェコ・フィルの美しいサウンドが美しく蘇る!
今日なおファンの多い名指揮者パウル・クレツキ(1900-73)の芸術を堪能できる名盤。クレツキの演奏はまさに正統派の極みであり深い説得力に溢れてています。今回の発売にあたり全曲をオリジナルマスターより新たにマスタリング。黄金時代のチェコ・フィルの美しいサウンドが瑞々しく蘇りました。タワーレコードより
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フランツ・コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:フランツ・コンヴィチュニー
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ソプラノ:インゲボルク・ヴェングロル
アルト:ウルズラ・ゾレンコップ
テノール:ハンス=ヨアヒム・ロッチェ
バス:テオ・アダム
合唱:ライプツィヒ放送合唱団
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
演奏は、当時コンヴィチュニーのもとで最盛期にあったゲヴァントハウス管弦楽団の伸びやかな響きを基調とした格式高いもので、旧東独時代におけるベートーヴェン演奏の理想形とも言えるフォルムは現代においても大変魅力的です。
どの曲においてもストレスを感じさせない明朗かつストレートな表情を持ち、細部に至るまで目が行き届いたコンヴィチュニーの手腕には圧倒されます。
録音は1959年から61年までと分散されているものの、オケのコンディションは常に絶好調で、第九における合唱陣は当時の東独のレベルの高さを示していると言えるでしょう。ちょうど1959年から首席ホルン奏者に就任したペーター・ダム含め、演奏者や録音スタッフ含め全てが最高の演奏記録を残すべく尽力した結果がこれらの音源に結実しています。
録音も約60年前とは思えないほどのクオリティであり、今回の高音質化でより細やかで温かみのあるコンヴィチュニーの特質を従来以上に感じ取れると思います。
“この交響曲全集はベートーヴェン・イヤーでの、最も重要で輝かしい演奏の再発売である。質実剛健、古典の極みであり、音譜そのものが語りかけてくるような自然さに溢れている。また、オーケストラの素晴らしい響きは、適切な言葉が見いだせないほどである。単に郷愁を誘うだけではなく、ベートーヴェンが生きていた時代の空気を現代に蘇らせたような新鮮さは、もはや神域であろう。何度も繰り返し聴き、心の栄養にしたい。 平林直哉(音楽評論家)“
タワーレコードより
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ハンス・シュミット=イッセルシュテット 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:ジョーン・サザーランド
アルト:マリリン・ホーン
テノール:ジェイムズ・キング
バス:マルッティ・タルヴェラ
合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ) 以上、(9)
イッセルシュテット&ウィーン・フィルの歴史的名盤が世界初SA-CD化!DECCAの歴史に残る優秀録音のひとつ。オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング。
1965年から69年にかけてDECCAが収録したこの全集は、ウィーン・フィルにとって史上初のベートーヴェン:交響曲全集のセッション録音となりました。
イッセルシュテットとDECCAの組み合わせも、1958-59年にかけてバックハウスをソリストとして完成されたベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の2種のみ(今回未収録の序曲は別盤のカップリングとして後日収録予定)であり、当時それほど録音を行ってはいなかったイッセルシュテットにとっても貴重な記録となりました。
尚、69年に完成されたこの全集は、70年のベートーヴェン生誕200年の際の録音の目玉として、そして前後にちょうど来日し多くの名演を残していったこともあり人気が上昇、イッセルシュテットを代表する名盤として多くのリスナーの支持を得たことでも知られています。
タワーレコードより
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アンドレ・クリュイタンス ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・クリュイタンス
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:グレ・ブロウエンスティーン
メゾ・ソプラノ:ケルスティン・マイヤー
テノール:ニコライ・ゲッダ
バリトン:フレデリック・ガスリー
合唱:ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
2017年最新リマスター音源による、クリュイタンスのベートーヴェン:交響曲全集
ベルリン・フィル初のベートーヴェン全集としても知られるこの録音は、深みと重量感のあるテンポ設定が格調の高さを実感させられる、カラヤン色に染まる以前のベルリン・フィルならではの音色を生かしきった名演といわれています。
フランス音楽のスペシャリストと見られがちなクリュイタンスがなぜベルリン・フィル初のベートーヴェン全集を任されるという栄誉を担ったのか、それはこの素晴らしい演奏自体が何より雄弁に物語っています。
今回のベートーヴェン交響曲全集BOXにあたっては、2017年に発売された『クリュイタンス没後50周年記念ボックス(65CD)~管弦楽&協奏曲EMI録音全集』で使用された2017年、オリジナル・マスターテープより、パリのStudio Art & Sonにて24bit/96kHzリマスターされた音源を使用しての再発売です。
ワーナーミュージック・ジャパン
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指揮:ジョージ・セル
管弦楽:クリーヴランド管弦楽団
ソプラノ:アデーレ・アディソン
メゾソプラノ:ジェーン・ホグソン
テノール:リチャード・ルイス
バス:ドナルド・ベル
合唱:クリーヴランド管弦楽団合唱団
ジョージ・セルの「ベートーヴェン交響曲全集」が2004年のOriginal Jacket Collection以来久しぶりに復活します。1959年録音の第7番に始まり、1967年録音の序曲集に至るまで、セルとクリーヴランド管弦楽団の絶頂期に収録されたアナログ時代の名盤です。セルが手塩にかけて育てたオーケストラ、クリーヴランド管弦楽団の磨きぬかれたアンサンブルは、20世紀のオーケストラ芸術が到達した極点を示しています。その演奏解釈における美意識と、内燃する熱い音楽。「交響曲と合唱と独唱者達が一体となるベートーヴェンの音宇宙」といわれた第9番など、透明度の高い響きと、端正な表現、構成力が光る名盤です。
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ジョージ・セル 、 クリーヴランド管弦楽団(2016年DSDリマスター) (SACDハイブリッド)
~究極のクオリティで蘇るセル&クリーヴランド黄金時代の名演~
このコンビはソニー・クラシカル(米コロンビア)にモノラル~ステレオ期にかけて多数の名盤を残していますが、今回はその中でも最重要の位置を占めるベートーヴェンの交響曲全曲と序曲集を取り上げます。
録音以来ソニー・ミュージックのテープ・アーカイヴに厳重に保管されてきた門外不出の3チャンネル・オリジナル・アナログ・マスターを外部スタジオに持ち出した上で万全の状態で再生し、今回の発売のために新たに2チャンネルへのリミックスとDSDリマスタリングを行なうことで、原音に刻み込まれた圧倒的な輝きがこれまでにないほど鮮明に蘇ります。
国内盤CDとしては今回が初の全集ボックス化。2004年以来12年ぶりのニュー・リミックス&DSDリマスタングとなります。
タワーレコードより
ともやんです。クラシック音楽歴50年。
思えば、僕がベートーヴェンを聴き始めた中学生の時が生誕200年でした。
その間、LPレコードから、CDになり、そして現在はストリーミングが台頭してきています。
また演奏スタイルもじD時代と共に変化してきました。しかし、感動的な演奏というのはスタイルを超えていると思います。
ベートーヴェンを交響曲全集をまず50選をめざし、最終的には100選をめざしていきます。
国連UNHCR協会の活動を支援しています。
国境なき医師団の活動を支援しています。