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ベートーヴェン 交響曲全集 10選 (タワーレコード編)

2020年は、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)の生誕250年です。

ただ本人は、1772年生まれと信じていた節があります。

その理由として、幼少期、父親がベートーヴェンをピアノの神童として売り出すのに多少年齢を幼く言っていたという説が有力ですが、本当のことはわかりません。

さて、アメリカのビジネス関係のジャーナリストで、ウォール街のトップたちから本音を聞き出すには、シェークスピア全集とベートーヴェンの交響曲全集くらいには精通しておいた方が良いと言われています。 

また世界のビジネスサロン界においては、クラシック音楽への造詣の深さが非常に役立つそうです。

ビジネスツールとしても役立つと言われるベートーヴェンの交響曲ですが、個人的にはシンプルにその魅力を堪能していただきたいと思います。

またベートーヴェンの交響曲は、多くの指揮者やオーケストラにとって表現の場で、指揮者の解釈によっては、全く別の曲を聴くように感じることもあります。

ベートーヴェンの交響曲というと、なんか敷居が高く感じますが、演奏時間も適度で分かりやすいフレーズも多いので、2,3回聴けばかなり親しみを感じてきます。

そして、なんとなく分かるようになったら、ぜひ、いろんな指揮者の演奏も聴いてその表現の多彩さを楽しんでください。

このサイトでは、ベートーヴェンの交響曲全集の50選を目指していますが、

まずは、タワーレコードオンラインからおすすめの全集10選をご案内します。

※なおこの情報は、2021年4月14日時点のものです。

ロリン・マゼール アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団

指揮:ロリン・マゼール
管弦楽:アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団

合唱:フランチェスコ・チレア合唱団
ソプラノ:マリア・ルイジア・ボルシ
メゾ・ソプラノ:エレーナ・ツィトコーワ
テノール:マリウス・ブレンチウ
バス:ラファウ・シヴェク
録音:2008年8月19日-23日
タオルミーナ、ギリシャ劇場(シチリア州)におけるライヴ・デジタル録音

ロリン・マゼール アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団

間違いなくマゼールにとって中核のレパートリーであったベートーヴェンですが、全曲録音となるとクリーヴランド管との演奏が唯一。
そこに登場するのが2008年シチリアに於けるベートーヴェン・ツィクルスであります。

かのゲーテがここを訪れた際に「ここからの景色は世界一の美しさ」と賞賛した、シチリア最大の名所タルミーナのギリシャ劇場。真夏の夜の野外劇場にて五日連続で行った演奏会は大成功を収めました。
演奏時間を見ればお分かりの様に基本的に物凄い快速!特に第7番の終楽章は6分少々という暴れっぷり。
しかし雑にもしっちゃかめっちゃかにならないところが指揮棒のヴィルトウオーゾ、マゼールのマゼールたる所以です。

常に冷静な眼が光っております。
第5番は、今までの演奏とは信じがたい程にトスカニーニに傾斜した演奏で筋肉質で快速で厳格なリズム感。

威厳漂う名演。第1番や第2番の初期交響曲、小さな第8番に味わいが深いのも巨匠ならではです。第4番、第6番はデリケートさを保ちつつもエッジの利いたフォルムに感動。
「英雄」や第九の芸格の大きさはマゼールが老境に入って真の巨匠になった証とも申せましょう。

マルティン・ハーゼルベック ウィーン・アカデミー管弦楽団

管弦楽:ウィーン・アカデミー管弦楽団 (古楽器使用)
指揮:マルティン・ハーゼルベック

合唱:シネ・ノミネ
ソプラノ:ローラ・エイキン
メゾ・ソプラノ:ミヒャエラ・ゼリンガー
テノール:スティーヴ・デイヴィスリム
バリトン:ホセ・アントニオ・ロペス
録音:2014年12月~2017年11月

マルティン・ハーゼルベック 、 ウィーン・アカデミー管弦楽団

マルティン・ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から進めており、楽聖生誕250年となる2020年に完結した「リサウンド・ベートーヴェン」シリーズから、交響曲のみを抜き出し全集としてBOX化。
作曲者存命中に近い年代の楽器、あるいはその復元を用いることはもちろん、演奏会場も共に鳴る楽器であるという考えから、初演場所あるいはそれに準じた歴史的建造物を録音場所とするこのシリーズ。
「第九」では当時の慣例に倣って、合唱とソリストを管弦楽の前に配するという凝りようです。力強い演奏が作品の素晴らしさを際立たせていることも大きな魅力。記念の年ならではの好企画と言えるでしょう。ナクソス・ジャパン

フランス・ブリュッヘン 18世紀オーケストラ

指揮:フランス・ブリュッヘン(指揮)
管弦楽:18世紀オーケストラ
合唱:ラウレンス・コレギウム&カントライ
ソプラノ:レベッカ・ナッシュ
メゾ・ソプラノ:ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ
テノール:マルセル・ビークマン
バス:ミヒャエル・テーフス

録音(ライブ):2011年11月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)

フランス・ブリュッヘン 18世紀オーケストラ

1984年から1992年にかけて録音が行われた旧全集から約20年。
2011年10月、オランダ、ロッテルダムのデ・ドゥーレンを舞台として遂に実現した、フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラによる2度目のベートーヴェンの交響曲全集録音。
2012年にリリースされて以来、ピリオド・オーケストラによるベートーヴェン全集の決定盤の1つとしてロング・セラーが続いてきた名盤セットを、新仕様・新価格にて新規リリースいたします。
※2021年4月下旬発売予定 予約受付中

クラウディオ・アバド ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 

指揮:クラウディオ・アバド
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
ソプラノ:ガブリエラ・べニャチコーヴァ
アルト:マリヤーナ・リボフシェク
テノール:エスタ・ヴィンベルイ
バリトン:ヘルマン・プライ
録音:1985年6月-1988年5月

クラウディオ・アバド ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

これらの録音はウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任(~1991年)した前年の1985年から行われており、この時期、DGレーベルにおいてもアバドは文字通りカラヤンと双璧を成す重要な指揮者として位置付けられていました。
レコード会社にとって大事なベートーヴェンの交響曲全集の録音をデジタル録音でウィーン・フィルと収録する、という意味は重大であったと思われます。
1990年にカラヤンの後任としてベルリン・フィルへ転出するまでのウィーン時代は、健康的な面でもアバドがやりたいことがもっとも結実していた時代とも言え、アバドらしい機転とインスピレーションに満ちたこの時代の音源を一番評価するリスナーも多いです。力強く色彩感も豊富なこれらのベートーヴェン演奏は、今後もっと評価されていくでしょう。

アンドレ・クリュイタンス ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮:アンドレ・クリュイタンス
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:グレ・ブロウエンスティーン
メゾ・ソプラノ:ケルスティン・マイヤー
テノール:ニコライ・ゲッダ
バリトン:フレデリック・ガスリー
合唱:ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団
録音:1957~1960年、ベルリン、グリューネヴァルト教会(ステレオ)

アンドレ・クリュイタンス ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ベルリン・フィル初のベートーヴェン全集としても知られるこの録音は、深みと重量感のあるテンポ設定が格調の高さを実感させられる、カラヤン色に染まる以前のベルリン・フィルならではの音色を生かしきった名演といわれています。
フランス音楽のスペシャリストと見られがちなクリュイタンスがなぜベルリン・フィル初のベートーヴェン全集を任されるという栄誉を担ったのか、それはこの素晴らしい演奏自体が何より雄弁に物語っています。

ウィレム・メンゲルベルク ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

指揮:ウィレム・メンゲルベルク
管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
合唱:アムステルダム・トーンクンスト合唱団、 オランダ王立オラトリオ協会合唱団
ソプラノ:トー・ファン・デル・スルイス
アルト:スーゼ・ルーヘル
テノール:ルイ・ファン・トゥルダー
バリトン:ウィレム・ラヴェッリ

ウィレム・メンゲルベルク ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

メンゲルベルクのベートーヴェンは、今から約75年前の演奏でありながらも、未だにクラシックの至宝とも謳われる偉大な遺産です。
ベートーヴェン演奏が'70年代くらいから徐々に変容していくなか、それ以前、とりわけ戦前や戦中の演奏史に関しては今では様々な音源が出回っているとはいえ、このメンゲルベルクによる1940年の一連のライヴは単なる一過性の記録などではなく、明らかにその時代に存在しており根付いていた重要なスタイルなのです。
懐かしむ方も多いかも知れませんが、もしこの演奏をじっくり聴いたことが無い若い方や演奏家の方々が今これらを聴くと、逆に触発されるかも知れません。
それだけの確固たるスタイルを確立していた彼らのベートーヴェンは、決して古くはなく、新たな感動を呼ぶことは間違ありません。

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団

指揮:朝比奈 隆
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:岩城拓也)
ソプラノ:岡坊久美子
アルト:竹本節子
テノール:林誠
バリトン:田中勉

朝比奈隆  大阪フィルハーモニー交響楽団

1996年~1997年にザ・シンフォニー・ホールでライヴ録音されたベートーヴェンチクルス。
短期集中、同一ホール、同一の録音システムのため曲同士の出来にむらがなく、雄大で強靭な安定感のある演奏内容
オーケストラもまとまっており土台のしっかりしたサウンドを奏でる。
第3番で木管を倍にする代わりに第1楽章コーダのいわゆる「金管上げ」を止める(ちなみに最晩年のチクルスでは「金管上げ」していた)などスコアにあまり手を加えない姿勢が際立つ。

フランツ・コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

指揮:フランツ・コンヴィチュニー
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
合唱:ライプツィヒ放送合唱団、(合唱指揮:ディートリッヒ・クノーテ)
ソプラノ:インゲボルク・ヴェングロル
アルト:ウルズラ・ゾレンコップ
テノール:ハンス=ヨアヒム・ロッチェ
バス:テオ・アダム

フランツ・コンヴィチュニー ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

演奏は、当時コンヴィチュニーのもとで最盛期にあったゲヴァントハウス管弦楽団の伸びやかな響きを基調とした格式高いもので、旧東独時代におけるベートーヴェン演奏の理想形とも言えるフォルムは現代においても大変魅力的です。
どの曲においてもストレスを感じさせない明朗かつストレートな表情を持ち、細部に至るまで目が行き届いたコンヴィチュニーの手腕には圧倒されます。
特音は1959年から61年までと分散されているものの、オケのコンディションは常に絶好調で、第九における合唱陣は当時の東独のレベルの高さを示していると言えるでしょう。
ちょうど1959年から首席ホルン奏者に就任したペーター・ダム含め、演奏者や録音スタッフ含め全てが最高の演奏記録を残すべく尽力した結果がこれらの音源に結実しています。
録音も約60年前とは思えないほどのクオリティであり、今回の高音質化でより細やかで温かみのあるコンヴィチュニーの特質を従来以上に感じ取れると思います。

パーヴォ・ヤルヴィ ドイツ・カンマーフィルハーモニー

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:ドイツ・カンマーフィルハーモニー
合唱:ドイッチェ・カンマーコーア
ソプラノ:クリスティアーネ・エルツェ
アルト:ペトラ・ラング
テノール:クラウス・フロリアン・フォークト
バリトン:マティアス・ゲルネ
録音:2004年6月~2008年12月

パーヴォ・ヤルヴィ ドイツ・カンマーフィルハーモニー

パーヴォ・ヤルヴィがドイツ・カンマーフィルの芸術監督に就任して最初の演奏会が行われたのが2004年6月。
その直後にパーヴォとドイツ・カンマーフィルは仲道郁代とのベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番と第5番「皇帝」を録音(同時に映像収録)し、さらに同じベートーヴェンの交響曲第7番を録音して、交響曲全集の第1弾としています。
以来、ベートーヴェンの作品は、パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルの中核をなすレパートリーとなり、世界各地でのチクルス演奏と並行して2008年にかけて録音された交響曲全曲、仲道郁代とのピアノ協奏曲全曲は、いずれも高い評価を得てきました。
このコンビによる最初の来日公演の際に横浜で行われたベートーヴェン・チクルスは、「世界最高峰のベートーヴェン」と絶賛され、彼らのトレードマークとなりました。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団他

指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、バイロイト祝祭管弦楽団
合唱:バイロイト祝祭合唱団
ソプラノ:エリーザベト・シュヴァルツコップ
アルト:エリーザベト・ヘンゲン
テノール:ハンス・ホップ
バス:オットー・エーデルマン
録音:1948年~1954年

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 バイロイト祝祭管弦楽団

フルトヴェングラーのベートーヴェンに対する思いが伝わる名盤であり遺産! このBOXでの音源は、2010-2011年にアビー・ロード・スタジオのエンジニアにより、オリジナル・ソース(78回転レコードのメタル・マスターまたはアナログ・テープ)の選定から行われ、96kHz/24bitにてリマスターされたものです。

〈期間限定〉朝比奈隆没後20年&山田一雄没後30年タワー企画盤20%offセール

よしおです。クラシック音楽歴50年。
思えば、僕がベートーヴェンを聴き始めた中学生の時が生誕200年でした。
その間、LPレコードから、CDになり、そして現在はストリーミングが台頭してきています。
また演奏スタイルもじD時代と共に変化してきました。しかし、感動的な演奏というのはスタイルを超えていると思います。
ベートーヴェンを交響曲全集をまず50選をめざし、最終的には100選をめざしていきます。

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